自分は何のために生まれてきたのだろう。
突然ですが、そんなことを考えたことはありませんか?
私はずっと生きることへの疑問を抱いてきました。
たとえば、大好きなアーティストは、詞とメロディで勇気や愛をくれるけど、私には何ができるだろう。
教科書の裏表紙、自分の持ち物、描いた絵、手紙の終わりなどに、きっといつかその答えに出会える時のために、自分のイニシャルの『k』をハートに崩して、ふたつくっつけて蝶々のように形どったをマークを何十年も描きつづけていました。
昔、父が休みの日の朝によく連れて行ってくれた隣町のマクドナルドで、アルバイトをしたとき。
そこで私は、初めて、社会に出て自分のちからで名前も知らない人から『ありがとう』という素敵な笑顔のギフトをもらいました。
その時、父が大切にしていたものが、生きることの意味が、少しだけわかったような気がしました。
仕事に、何事にも真摯に向き合う姿勢で、こんな世界が見れるのだ
それから、いろんな場所で、自分にできることを探し続けてきました。
お客様がふとんに入って眠りにつく時、
あぁ、いい一日だったなぁ
と、思って欲しい一心で。
そうして私は、セラピストという仕事とアーユルヴェーダに出逢う事ができました。
不思議とお客様のエネルギーが循環して私もお客様から元気を頂いて、まるで濾過された水源のようなパワーの泉みたいだと感じています。
たくさんの方に接して、そう実感できるようになったことにも感謝しています。
ようやく、山のふもとなのかも知れませんが、心の中の一番の気持ちを伝えさせてください。
私にセラピストの楽しさを教えてくださったお客様、
今まで携わった仕事の中で出逢った、私に色んな気づきを与えてくださるお客様
そして、様々な分野でそれを私に指導してくださったひと
私のいきたい場所を真剣に聞いてくださり、道を教えてくれるひと
生きることに一生懸命なひとたち
夢を信じ応援してくれた家族と、そばにいてくれたひと
人にあげられるくらいの、たくさん愛をくれた父、祖母、祖父
生きてきた人生の中で出逢ったすべての方や、見てきた世界、目には見えないご縁のおかげで、
私にとって想いの詰まった街、渋谷の一角で「香亭」として、スタートすることができました。
これまで経験してきたこと何ひとつ、誰ひとり無駄なものはなかったかのように思います。
どんな出来事からも、気づきを与えていただいたおかげで、糧となり、ここにいます。
様々なものが進化し、情報も沢山溢れている世の中ですが、私は出来るだけ、直接自分の足で、目で、肌で、五感と直感、そして何より自分の真我を信じて、感じたものを大切にしたいです。
『まるで自宅に招くゲストのようにおもてなしをすること』と『寄り添う心』
誠心誠意、手に心をのせて、私にできることを香亭を通じて、目の前のひとに愛をお返しできますように。
そして、思い思いの癒しのお時間を過ごしていただけるような場所にしたいです。
ご自身との向き合う場所、好きなこと、大切なことを気づいたり
無理せず、頑張りすぎなくても、何にも惑わされなくて、そのひとの中に既にある幸せに気づけるような、
そんなあったかい場所になれますように。
ただ今は、大きな愛と感謝を感じています。
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蝶々のマークは、ハートがふたつあると空に舞うことができる
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